​Z ver 2.0

このＺ ver 2.0の基本工作と１度目のフィニッシュは、熊本のメタバーさんによるものです。
メタバーさんとは、ＭＨがご縁でもう２０年近くお付き合い頂いております。ちょっと前に模型の物々交換でお譲り頂き保管しておったんですが、メタルさんフィニッシュも約２０年経ちますので、デカールの退色がかなり進行してまして、メタバーさんにお断りを入れ、この機にリペアーがてら塗り直しさせて頂いた次第です。変形機構は捨て、ＭＳ形態のスタイルを突き詰める方向で各所手を入れてあり、メタバーさんのこだわりの塊のＺです。

開発サイトでカトキさんも仰ってありますが、「Zガンダムが古びないのは、変形に正解が無いデザインだから」
テレビ放映が1985年。既に40年が経とうとしている作品ですから、人それぞれのＺのイメージがあります。
また、ガンダムセンチネルのＺプラスに代表される航空機のイメージを付与しヒト型を外したスタイルも、Ｚを作るときの大きな指針として機能してますから、ますます作る人それぞれのＺがあって然りです。別冊のＷＲモードが飛行機よりの仕上げなのも、Ｚのデザインの面白さですが、Ｚの広がりは今後もますます拍車がかかりそうな気がします。ＷＲキットがハセガワさんから発売されると面白いんですけどね^^

カラーリングですが、自身初Ｚということもあって、オーソドックスなイメージで仕上げました。
タイミングが良かったのは、ＭＧ誌特集の最新の解釈によるＺ ver.kaの作例を観ながら進めることが出来ましたので、特にマーキングは、ＺＺver.kaのデカールを使って可能な範囲で落し込んでおります。

何度も挑める　挑もうという気持ちにさせてくれるモチーフはそんなに多くは無いと思うんですけど、Ｚに関しては未だ勢いに衰えを感じさせない新しいアプローチが観れてうれしい限りです。デカールも足りないようですので、もう少し手を入れる予定。




20230411　　　　back