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the BANG
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結果的に、かなりの長期に渡って組むことになりました。 ボークスさんの破烈です。
破烈は設定そのものが古く、歴史がある上に要所要所で設定が変更されたりもあって、多くの呼称で呼ばれてます。
この破烈の完成を持って、わたしのMH人生は一時停止。
時を同じくしてサイトやらブログやらフェイスブックやらツイッターのアカウントも順次停止。隠居に入ってました^^

画像は、もう公開する気も無かったので記念に押さえた感じの荒々しさですw
ページ作るくらいの画像は残ってましたので、今回、初めて破烈公開です。
破烈キットの中でも最後発ということもあって、レジンキットにしては意欲的なパーツ分割。
そしてボークスさんならではのパーツ表面クォリティの高さもあって、めちゃ組み易いです。
このキットは固定ポーズ仕様ですので、関節もしっかりと作り込まれてまして隙が無いうえ、
軸打ちのガイド穴も開いてますから、とても立たせやすくなってます。
おまけに細かなパーツ分割のお陰で塗り分けし易く、特にフェイスの瞳が筆塗りし易いことこの上なしでした♪

じゃあなんで時間かかったんじゃい?ということなんですが、仕上げのパールの選択を誤りまして
塗装全部やり直したせいですw あほです。
そもそもぶっつけ本番で塗ってしまうことが多いのが良くなくて、パールコートを試せばよかったのに
手癖で青パール吹いた結果、欲しくもない黄味が立ち上がってしまいまして大失敗!
今回は特に、基本色のすみれ色が意外と繊細な色合いでしたので、ごまかしようもなく・・・・・。

組み上がったのが、2021年の7月くらい。GTM設定が幸い多く発表になっておりましたので
どう仕上げるかちょっと迷ったときなんかは、破烈のMH設定を追いかけて、
続いてダルマスのGTM設定も確認した上でどうするか決めていった感じです。


MHからGTMへデザインが移行し、シルエットの意匠は残しつつもデザインが大幅にリニューアルされたわけですが、
当然カラーリングもリニューアルの恩恵を受けてブラッシュアップなされ、仕上げの際に大いに参考になりました。
実際、このMH破烈の最新の色画稿って2000年代発刊のデザインズですから、今目線で見ると、もう古く感じるんですね。

「才能のあるクリエイターの描く線は、日々成長していく分、過去の絵は古く感じてもう使えない。」
スタジオぬえの宮武さんのインタビュー文内にこのような発言があり、うなってしまいましたが、
永野さんのデザインにもそれを感じます。最新こそ最高なのだと。

なので、カラーリングはダルマスの色画稿と単行本の色画稿を参考にしてます。
特にエナジーソードのオレンジは色画稿に寄せております。
わたしの場合、熊本のメタルさんと違って、あまり装甲裏とか塗り分ける方では無い派ですが
今回塗り直しに時間を要したこともあって、各所、可能な限り細かく塗り分けてます。

 

本当に破烈は色画稿が多いので(全部デザインが違ってるのが永野さんらしい)組む方によって塗り方様々だと思います。
基本色のチョイスもさることながら、装甲のカービングの仕上げは本当に個性が出ますね。
わたしもさんざん悩んだ挙句、基本色の明度を落とした結構鮮やか目の影色に落ち着きました。
ここだけエナメル仕上げでしたので、色を置いては塗り直しで落としどころを探しました。

すべてのパーツをつけて完成を迎えると、言葉なんていらないです。
特に破烈は、このバックショットがね~^^


20210720                                                                      back

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